”ヘルスケアにおけるシステムデザイン”をテーマとして、私が参画している関学IBA医療キュレーター実践会に、自ら登壇する機会をいただきました。 内容は、これも私が参画する(一社)日本地域統合人材育成機構が取り組む事例紹介です。 この医療キュレーター実践会と日本地域統合人材育成機構は、ほぼ同時期にそれぞれ女性が創設され、現場とアカデミックと視点は違えど、ヘルスケアにシステムデザインの必要性を強く感じ、それぞれの道を進めてこられました。 そんな、日本地域統合人材育成機構と医療キュレーター実践会がここで交差するとは、私にとっては、なんとも運命を感じる会となりました。 ーーーーーここより引用ーーーーーーーー イノベーションを起こすのに必要な考え方として、当研究会においても運営などに活用してきたのがシステムデザインです。これをヘルスケア領域に取り入れるという必要ではありながら、困難なチャレンジをされている一社)日本地域統合人材育成機構理事長の重田 由美 氏から実践例が公開されます!!
当日は特別ゲストとして関学でシステムデザインを教えておられる冨田 欣和 関西学院大学経営戦略研究科教授 から現場でコメントいただきます。
タイトル:起業した看護師が切り拓く“医療×人材育成×まちづくり”
〜ヘルスケアにおけるシステム・デザインの活用事例〜
日時:2023年2月17日(金)19:00-20:30
開催場所:関学梅田キャンパス14F
登壇者:重田 由美 氏 一社)日本地域統合人材育成機構 理事長、藤本 智裕 氏 関学医療キュレーター実践会幹事 /一社)日本地域統合人材育成機構 システムデザイン講師
ーーーーーここまで引用ーーーーーーーー
システムデザインとは、問題解決や目的実現の方法を考えて可視化することです。
医療は、不確実な複雑系である故に、高い専門性が求められます。
そのため、既知の解決策は制度化・専門職化されています。
しかしながら、医療の多くは未知であり、そらら未知の目的に対して、既存の制度や専門職を統合する全体システムのデザイン(設計)が必要となります。それは、真っ新なところ(グリーンフィールド)に新しいをデザインするではなく、今あるもの(ブラウンフィールド)を活かしたシステムデザインです。
それにより、医療専門職がそれぞれにマルチリーダーシップを発揮し、変化に対応していくことができます。
例えば、これまで経験したことがない「コロナ」という答えのない問題に対しても、その解決策をデザインすることが可能となります。
そこで、J-RIHDOは、実践的な問題解決や対応力を訓練する「白熱道場」を提供しています。
「白熱道場」が目指すところは、自分が幸せになり、隣人を幸せにし、生き心地の良い社会づくりです。
「白熱道場」は、社会課題や身近な課題を自分事化する現場力をトレーニングします。
現場と学びや、行動と思考を繰り返すことができる、心理的安全性を確保した実践の場です。
「白熱道場」では、課題に対して、知識のみならず、実践的な思考や行動を習得します。
「生き心地の良い」づくりのために。
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